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こどもの血便

お子さんのおむつやトイレで「便に血が混じっていた」と気づいたとき、驚きや不安でいっぱいになる方が多いと思います。血便は見た目にインパクトがあるだけに、保護者の方が慌ててしまうことも多いのですが、原因の多くは命に関わるものではありません。しかし中には治療が必要な病気が隠れていることもあるため、注意深く見極めることが大切です。

私たち「晴れ空こどもクリニック保谷」では、血便の原因を丁寧に見きわめ、必要な検査や処置を迅速に行いながら、保護者の不安に寄り添った診療を行っています

血便の原因

こどもの血便にはさまざまな原因がありますが、年齢や便の色・性状、出血の量などからある程度の目安をつけることができます。

よく見られる原因は以下の通りです。

● 裂肛(切れ痔)

もっともよくある原因です。便が硬くて肛門が裂けてしまい、排便時に鮮やかな赤い血が出ます。痛がっている様子があればこの可能性が高くなります。

● 腸重積(ちょうじゅうせき)

乳児期に起こりうる、腸の一部が別の腸に入り込む病気です。**突然の激しい腹痛と、いちごジャムのような血便(粘血便)**が特徴。命に関わることもあるため、早急な受診が必要です。

● 食物アレルギー(特に乳児)

牛乳や大豆、小麦などのアレルギーが腸に炎症を起こして血便を伴うことがあります。ミルクを変えた後などに起こる場合もあります。

● 感染性腸炎(細菌やウイルス)

サルモネラやカンピロバクターなどの細菌感染、またはロタ・ノロなどのウイルスでも血便を起こすことがあります。発熱や下痢を伴うことが多いです。

● 鼻血・口内出血を飲み込んだ場合

鼻や喉から出血したものを飲み込むと、便に血が混じって出てくることがあります。この場合、黒っぽい便になることが多いです。

● その他

乳児消化管アレルギー、ポリープ、潰瘍性大腸炎などの炎症性疾患が原因となることもあります。

血便で考えられる病気

血便は症状のひとつであり、背景には以下のような病気が隠れていることがあります。

血便の色や性状 考えられる主な原因
鮮やかな赤色(便の表面につく) 裂肛、切れ痔
黒っぽいタール状 上部消化管出血、口や鼻の出血を飲み込んだ
粘液混じりの赤い血(いちごジャム状) 腸重積
下痢と発熱を伴う 感染性腸炎(細菌性など)
血便が続く、体重が増えない 食物アレルギー、炎症性腸疾患

排便時の様子や便の状態をよく観察し、可能であればスマートフォンで記録しておくと診察時に非常に役立ちます。

血便の処置や治療法

治療は原因に応じて異なります。当院では、以下のような流れで対応します。

1. 問診と視診

  • 痛みの有無、排便頻度、便の硬さや色、発熱の有無などを確認

  • 必要に応じて肛門の周囲やお腹を丁寧に診察します

2. 検査(必要な場合)

  • 便培養検査

  • 血液検査(炎症の有無、貧血など)
  • アレルギーの可能性がある場合は食事内容の確認

3. 原因に応じた治療

  • 裂肛であれば、便を柔らかくする治療と軟膏

  • 感染症であれば、整腸剤や抗生物質(原因菌により対応)

  • 腸重積の疑いがあれば、すぐに専門機関へ紹介(当院では迅速に地域連携病院へ対応します)

  • 食物アレルギーが疑われる場合には、除去食指導と経過観察

当院では、小児科専門医が症状をしっかりと見極め、「大丈夫ですよ」の一言が伝えられるよう丁寧な診察を心がけています。

こどもの血便についてのよくある質問

Q1. 便に血がついていました。すぐ病院に行くべき?

A1. 出血の量や状態によります。赤い血が少量で、子どもが元気な場合は緊急性が低いですが、繰り返す場合や不安があれば受診してください。

Q2. 血便=重い病気ですか?

A2. 裂肛など軽症で済むことも多いですが、腸重積のように早期治療が必要なケースもあるため、油断せず相談をおすすめします。

Q3. おしりが痛くなさそうですが血が出てます

A3. 肛門より腸の中での出血の可能性があります。便の状態や全身症状を見ながら慎重に判断します。

院長より

血便は、見た目が目立つ分「何か重大な病気では?」と不安になってしまうお気持ち、よくわかります。
でも、子どもによくある裂肛など、きちんと治療すればすぐに良くなるケースも多いのです。

私たち「晴れ空こどもクリニック保谷」では、保護者の皆さまが「病気のサインを見逃してはいけない」という思いで来られることを理解した上で、安心していただけるような丁寧な診察・説明を行っています。

保谷駅北口すぐの便利な立地に加え、土日祝日含めて夜9時まで毎日診療していますので、お仕事帰りや休日にもぜひご相談ください。

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