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でべそ(臍ヘルニア)

でべそは、正式には臍ヘルニアと呼ばれる状態です。
赤ちゃんが泣いたときやいきんだときに、おへそがポコンと飛び出すようにふくらんで見えます。

これは、へその緒が取れたあとの筋肉(腹筋)がまだしっかり閉じていないために、腹腔内の腸や脂肪が皮膚の下に出てくることで起こります。

臍ヘルニアの主な原因は:

  • 生まれたばかりで腹筋の筋肉が未熟

  • 泣く・いきむなどでお腹に力がかかる

  • 早産や低出生体重児で起こりやすい

つまり、赤ちゃんの成長の一過程として現れる自然な変化とも言えます。

でべそ(臍ヘルニア)によって起こる病気

通常、でべそが原因で命に関わるような病気になることはほとんどありませんが、まれに注意が必要なケースがあります。

  • ヘルニア嵌頓(かんとん)
     飛び出た腸が戻らなくなり、血流が悪くなる状態。おへそが硬く腫れ、赤くなったり、痛がって泣いたりする場合は早めに受診が必要です。

  • 皮膚のただれや感染
     でっぱりが大きいと、皮膚がすれたり汗がたまってかぶれることがあります。

これらはごく一部の例で、多くのお子さんは生後6か月〜1歳前後までに自然に治癒します。

でべそ(臍ヘルニア)の治療法について

ほとんどのケースでは経過観察だけで問題ありませんが、以下のような場合には治療を検討します。

自然に治るケース

  • 生後6か月くらいまでに小さくなってきた

  • 腹筋が発達して飛び出しが減ってきた

  • 1歳頃までに閉じてきている

このような場合は、成長とともに治ることが多いため、特別な治療は不要です。

圧迫療法を行う場合

  • でべそが目立つ・大きさが1.5cm以上ある

  • 保護者の不安が強い

圧迫療法は、おへそに綿を当ててテープで軽く押さえる方法です。
当院では、皮膚トラブルや誤った圧迫を防ぐため、医師の診察のもとで正しい方法をご案内しています

手術を考慮するケース

  • 2歳以降でも閉じない

  • 飛び出しが大きく、日常生活に支障がある

  • 美容的な面でご希望がある

当院では、必要に応じて小児外科の専門医と連携し、適切なタイミングでのご紹介を行っています。

でべそ(臍ヘルニア)についてのよくある質問

Q1. でべそは自然に治るものですか?

はい、多くの場合は成長とともに自然に治癒します。特に生後6か月〜1歳くらいで治るお子さんが多いです。

Q2. テープで押さえた方がいいですか?

自己判断で圧迫するのは避けましょう。皮膚トラブルを防ぐため、医師の指示のもとで行うのが安全です。

Q3. 泣いたときだけ出るのですが問題ありませんか?

泣いたときにだけ出る程度であれば、問題ないことが多いです。様子を見て問題ありません。

Q4. 将来的に手術が必要になりますか?

2歳を過ぎても閉じない場合や、美容的に気になる場合は手術を検討することがあります。多くは必要ありません。

院長より

「おへそが出っ張っていて心配です」「将来もこのままですか?」
このようなご相談をよく受けますが、ほとんどのお子さんは成長とともに自然におへそが凹んでいきます

気になるときは一度診せていただければ、必要な処置があるかどうかをしっかり確認します。
私たち「晴れ空こどもクリニック保谷」では、保護者の不安に寄り添いながら、皮膚のケアや圧迫療法のタイミング、必要な治療まで丁寧にご説明しています。

保谷駅すぐの立地で、夜9時まで土日祝日も毎日診療していますので、どんな小さなお悩みでもお気軽にご相談ください。

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