メニュー

クループ症候群

夜間、突然お子さんが「ケンケン」「オゥオゥ」というような、オットセイや犬の吠えるような咳をして苦しそう…そんな時は、クループ症候群かもしれません。

この症状は、喉の奥(喉頭)や気管の炎症によって、気道が狭くなることで起こります。小さなお子さんに多く、特に夜間に咳が強くなることが多いため、ご家族の不安も大きいかと思います。

私たち晴れ空こどもクリニック保谷では、クループ症候群の急な発症にも対応できるように21時まで毎日診療しています。また、呼吸状態の評価を丁寧に行い、必要に応じて迅速に処置を行います。

クループ症候群の原因

この病気は風邪がこじれた場合に起こります。原因は主にウイルス感染です。代表的なウイルスには以下のようなものがあります。

  • パラインフルエンザウイルス(最も多い)
  • インフルエンザウイルス
  • アデノウイルス
  • RSウイルス
  • ヒトメタニューモウイルス など

感染により喉頭(声帯のある部分)から気管にかけて炎症が起こり、気道が狭くなってしまいます。

特に1歳~3歳くらいのお子さんに多く、秋から冬にかけて増える傾向があります。

クループ症候群によって引き起こされる症状

クループ症候群の特徴的な症状には、以下のようなものがあります。

  • オットセイや犬の吠えるような咳(犬吠様咳)
  • 声がかすれる(嗄声)
  • 息を吸うときにゼーゼー・ヒューヒューと音がする(吸気性喘鳴)
  • 発熱(38℃前後)
  • 夜間に悪化する咳
  • 呼吸が苦しそう、肩や胸を使って呼吸している
  • 泣き声が弱くなる、声が出にくい

※呼吸が苦しそうな様子があるときには、速やかな受診が必要です。

クループ症候群の処置や治療法

クループ症候群の治療は、症状の重症度によって異なります。当院では診察時に呼吸状態や苦しさを細かく確認し、以下のような対応を行っています。

自宅での対応

  • 室内の湿度を保つ(加湿器・湯気・濡れタオルなど)
  • 泣かせないようにする(泣くと気道がより狭くなります)
  • 横に寝かせるよりも上半身を少し起こした体勢で寝かせると呼吸が楽になります
  • 夜間の咳が強く、眠れない場合は、救急受診が必要な場合もあります

医療機関での処置

当院では以下のような処置を行うことがあります。

  • 吸入療法(アドレナリン吸入)で喉の腫れを緩和
  • ステロイドの内服薬(気道の炎症をおさえる)
  • 酸素飽和度(SpO2)の測定
  • 必要に応じて、連携病院への紹介や入院を検討

クループ症候群についてのよくある質問

Q1. 何歳くらいの子がなりやすいですか?

A1. 主に1~3歳のお子さんに多く見られます。気道が細くて狭いため、少しの炎症でも症状が強く出やすくなります。小学生以降になると気道が太くなっていくため落ち着きます。

Q2. 夜間に悪化するのはなぜですか?

A2. 夜は副交感神経が優位になるため、気道が狭くなりやすくなります。また横になることで喉のむくみも増し、症状が強くなる傾向があります。

Q3.咳が止まらず苦しそうなときはどうすればよいですか?

A3. クループで眠れない、辛い場合はすぐに受診してください。当院では吸入や内服治療に対応しております。

Q4.他の病気と見分けがつきにくいのですが…

A4. 気管支喘息や細気管支炎、百日咳などとの区別が必要な場合もあります。小児科専門医が丁寧に診察し、必要な検査・治療をご提案しますのでご安心ください。

院長より

クループ症候群は、突然発症し、お子さんも保護者の方もとても不安になる病気のひとつです。特に夜間の発作は、慌ててしまいやすいですが、適切な処置を行えば落ち着くことが多い疾患です
私たち晴れ空こどもクリニック保谷では、9時まで毎日診療しており、急な症状にも対応できる体制を整えています。必要に応じて吸入・投薬の処置や、近隣病院との連携も迅速に行います。
「少しの咳でも受診していいのかな…」と迷われたときも、どうぞ気軽にご相談ください。お子さんが安心して眠れるよう、サポートさせていただきます。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME