小児便秘症外来
「何日もうんちが出ていない」「トイレでいきんでも出なくて泣いてしまう」「何日突発的な腹痛で苦しんでいる」
そんなお子さんの症状に悩んでいませんか?
実は、小児の便秘症は珍しいものではなく、現代の子どもたちにとても多い症状です。お腹の不調は、機嫌や食欲、学習や運動にも影響することがあります。
晴れ空こどもクリニック保谷では、お子さんとご家族の負担を少しでも軽くできるよう、小児科専門医による「便秘症外来」を設けています。
生活改善からお薬の相談、トイレトレーニングまで、安心してご相談ください。
小児の便秘症とは?
子どもの便秘は、単に「うんちが出にくい」というだけでなく、次のような症状を伴うことがあります。
- 週に2回以下の排便しかない
- 排便時に強くいきんだり痛がる
- ウサギのフンのようなコロコロ便
- お腹が張って苦しそう
- 下着が汚れる(うんちの漏れ)
- 排便に対して不安や恐怖心がある
- おしりが切れる
こうした症状が1ヶ月以上続くと「慢性便秘症」と診断されることがあります。
小児便秘の主な原因
便秘にはさまざまな要因がありますが、小児の場合は以下のようなものが主に考えられます。
- 排便習慣の乱れ
トイレを我慢したり、外出先で排便しづらい習慣が続くと、便が溜まりがちになります。 - 水分・食物繊維の不足
特に幼児期の食生活では、水分や野菜不足によって便が硬くなりやすくなります。 - 排便への恐怖心
過去に排便で痛みを経験したことから、我慢するクセがついてしまうこともよくあります。 - ストレスや生活リズムの乱れ
入園・入学・引っ越しなどの環境の変化も、子どもの腸に影響します。
当院の便秘症外来の特徴
晴れ空こどもクリニック保谷では、お子さんの年齢や症状、生活背景に合わせた便秘治療を行っています。
小児科専門医による丁寧な診察
腹部の診察や排便記録の確認を通して、便秘のタイプや重症度を見極めます。
排便習慣・生活の見直しサポート
トイレトレーニングや生活リズムの整え方、家庭でできる食事の工夫もアドバイスいたします。
必要に応じた内服治療
便をやわらかくする薬(酸化マグネシウム・ラクツロース・モビコールなど)や、刺激の少ない緩下剤を年齢に応じて処方します。
ご家族の不安に寄り添った説明
「ずっと薬に頼っていいの?」「自然に治るの?」といった疑問にも、やさしく丁寧にお答えします。
育児相談との連携
便秘は離乳食期・トイレトレーニング期にも多く見られます。丁寧な育児相談対応を通して長期的な症状の改善を目指します。
よくあるご相談
- 毎日出ているけど、コロコロで残便感がある
- トイレに行きたがらない
- 排便中に泣いてしまう
- うんちがたまって食欲が落ちている
- お薬を飲みたがらない/飲ませ方が分からない
- 保育園の先生から「便秘があるかも」と言われた
こうした「ちょっと気になる便の悩み」も、どうぞお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q1. 子どもが便秘なのですが、何歳から受診できますか?
A1. 新生児期から対応可能です。便の回数や状態が気になる場合は月齢に関係なくご相談ください。
Q2. 便秘で受診したらすぐに薬が出ますか?
A2. まずは生活習慣の見直しから始めることが大事ですが、現代の便秘症の薬はとても安全なもので、特にくせになることもありません。内服によるメリットをご説明したうえで、症状の程度に応じて必要最小限の治療をご提案します。
Q3. お薬をずっと飲み続けないといけませんか?
A3. 継続的なサポートと生活改善により、少しずつお薬を減らすことができる場合が多いです。
晴れ空こどもクリニック保谷の便秘診療の強み
- 小児科専門医による優しく丁寧な診察
- 生活・食事・排便記録の見直しサポート
- 便秘に特化した個別相談時間の確保
- 保谷駅北口すぐ×夜21時まで・土日祝も診療
- 離乳食外来・育児相談との連携支援
- WEB予約・問診でスムーズに受診可能
院長より
便秘はとても身近なお悩みですが、日常生活に影響を与えることもある大切なサインです。
「出てはいるけどすっきりしない」「見過ごされてきたけれど実は深刻だった」
そんなケースも実際の診療で多く見られます。
お子さんの身体だけでなく、「排便への気持ち」も大事にしながら、安心して毎日を過ごせるよう一緒に取り組んでいきましょう。
