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川崎病

川崎病は、乳幼児を中心に発症する全身の血管に炎症が起こる病気です。特に心臓の冠動脈(心臓に酸素や栄養を送る重要な血管)に障害を起こすことがあるため、早期発見と治療がとても大切です。

川崎病の症状について

川崎病の代表的な症状は以下のとおりです。6つの主な症状のうち、5つ以上がそろうと診断されることが多いです。

  • 5日以上続く発熱(高熱)

  • 両目の充血(目やにが少ないのが特徴)

  • 唇が赤くなる、いちご舌(舌が赤くブツブツする)

  • 手足が赤く腫れる(のちに皮がむけることも)

  • 発疹(全身に出ることも)

  • 首のリンパ節が腫れる(片側だけのことも多い)

これらの症状がすべてそろわない「不全型川崎病」もあり、診断が難しいこともあります。気になる症状がある場合は、早めにご相談ください。

川崎病の原因について

川崎病の正確な原因は、現在も明らかになっていません。ウイルスや細菌、免疫の過剰反応などが関与しているのではないかと考えられていますが、特定の原因は特定されていないため、「原因不明の血管炎」とも言われています。

  • 冬から春にかけて多く見られる傾向があります

  • 兄弟姉妹で発症する例もあり、遺伝的要因も疑われています

  • 突然発症し、数日で症状が進むこともあるため注意が必要です

当院では、感染症との区別がつきにくい場合でも、臨床所見と必要な検査を組み合わせて判断していきます。

川崎病の病気の種類について

川崎病は、症状の現れ方や重症度によって分類されることがあります。

  • 完全型川崎病
    上記の6つの症状のうち5つ以上が見られる典型的なケースです。

  • 不全型川崎病
    症状が一部しかそろっていない場合。心エコー検査で冠動脈に変化が見られるなどで診断されることがあります。

  • 冠動脈瘤を伴う川崎病
    症状の進行や治療開始が遅れた場合に、冠動脈が拡張したり、瘤(こぶ)のような状態になることがあります。心臓に大きな影響を及ぼすことがあるため、要注意です。

川崎病の治療法について

治療の基本は、できるだけ早期に適切な治療を始めることです。以下のような方法が一般的です。

  1. 免疫グロブリン静注療法(IVIG)
    高濃度の免疫グロブリンを点滴で投与することで、炎症を抑えます。多くの場合、この治療で発熱が下がり症状も改善します。

  2. アスピリン内服
    炎症を抑えたり、血液をさらさらに保つために用います。冠動脈瘤の予防にも効果があります。

  3. 心エコーによるフォローアップ
    心臓の冠動脈の状態を確認するために、治療後も定期的な心エコー検査が必要です。

  4. 追加治療
    初期治療に反応しない場合、ステロイド治療などが行われることもあります。

当院では、入院治療が必要と判断される場合には、速やかに連携医療機関をご紹介し、治療開始のタイミングを逃さないよう努めています。

川崎病についてのよくある質問

Q1. 川崎病はうつる病気ですか?

A1. いいえ、現時点で人から人へうつる感染症ではないと考えられています。

Q2. 発熱だけで川崎病の心配は必要ですか?

A2. 発熱だけでは川崎病とは限りませんが、5日以上続く発熱がある場合や他の症状があれば早めに受診してください。

Q3. 後遺症は残りますか?

A3. 冠動脈に異常が残るケースでは、長期にわたる経過観察や治療が必要になることがあります。ただし、早期治療により後遺症を防げる可能性が高まります。

院長より

私たち「晴れ空こどもクリニック保谷」では、川崎病のような判断の難しい病気についても、小児科専門医としての経験をもとに、慎重に診断を行い、必要な治療や紹介を迅速に行います。特に発熱が長引いている場合や、見慣れない発疹、目の充血、手足の腫れなどがある場合には、川崎病の可能性も含めて丁寧に診察いたします。

保谷駅すぐのアクセスの良さ、土日祝を含む毎日の診療体制、そして夜9時までの診療対応で、急な体調変化にも安心してご相談いただけます。どうぞご家族皆さまでお気軽にお越しください。

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