溶連菌感染症
「のどが赤くて痛がる」
「熱が高くて、いきなりぐったり」
「いちご舌って言われたけど、これって何?」
そんな症状が見られたら、それは溶連菌感染症かもしれません。
晴れ空こどもクリニック保谷では、迅速検査でその場で診断が可能です。のどの痛みや高熱が続くときは、我慢せずに早めにご相談ください。
溶連菌感染症とは?
「溶連菌(ようれんきん)」とは、**正式にはA群溶血性レンサ球菌(GAS)**という細菌です。
主に小児に感染し、のどの炎症(咽頭炎や扁桃炎)を引き起こすのが一般的です。
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5歳〜小学校低学年くらいのお子さんに多い
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飛沫感染(咳やくしゃみ)や接触でうつります
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年間を通して見られますが、特に冬〜春に多いです
大人にも感染しますが、症状は軽いことが多いです。
溶連菌感染症の主な症状
典型的な溶連菌感染症の症状は、以下のようなものがあります:
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突然の高熱(38〜39℃)
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のどの痛み(とても強い)
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飲み込むときの痛み
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首のリンパ節の腫れ・痛み
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頬の赤み、口のまわりが白っぽくなる
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いちご舌(舌が赤くブツブツ)
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細かい赤い発疹(猩紅熱と呼ばれます)
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頭痛、腹痛、吐き気
※咳はほとんど見られないのが特徴です。
溶連菌による発疹(猩紅熱)
体や手足に赤い細かい発疹が出ることがあり、「猩紅熱(しょうこうねつ)」と呼ばれます。
見た目は少しかゆみを伴うこともありますが、適切な治療で自然と消えていきます。
診断と検査
当院では、のどのぬぐい液による迅速検査キットを使い、その場で10分以内に結果がわかります。
症状と併せて検査を行い、必要な治療へすぐに進むことができます。
溶連菌感染症の治療
溶連菌は「細菌感染症」なので、ウイルスとは異なり、抗菌薬(抗生物質)による治療が必要です。
主な治療内容:
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ペニシリン系抗菌薬の内服(10日間程度)
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症状に応じた解熱剤や鎮痛薬の処方
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発熱中は無理せず自宅で休養
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水分補給をしっかり行う
※抗菌薬を数日で中断すると、再発や合併症のリスクがあるため、処方された分は最後まできちんと飲み切ることが大切です。
溶連菌感染症についてのよくある質問
Q1. 何日くらいで治りますか?
抗菌薬を始めてから1~2日で熱が下がり、のどの痛みも和らいできます。
ただし、完全に菌を除去するために、薬は10日間服用が必要です。
Q2. 家族にうつりますか?
はい、飛沫感染や接触で家族間感染もよく見られます。
特に兄弟姉妹に感染が広がりやすいので、手洗いや食器類の共用に注意してください。
Q3. いつから登園・登校できますか?
抗菌薬を開始してから24時間以上経過し、熱が下がって元気が戻っていれば登園・登校可能とされています。
Q4. 放っておくとどうなりますか?
適切な治療をせずに自然に治ったように見えても、リウマチ熱や急性腎炎といった合併症のリスクがあります。
症状が軽くても、必ず医師の診断と抗菌薬による治療を受けることが重要です。
院長より
お子さんが「のどが痛い」「ごはんを飲み込めない」と言い出したら、まず疑いたいのが溶連菌感染症です。
発熱とのどの痛みが急に始まった場合は、なるべく早めに診察を受けてください。
晴れ空こどもクリニック保谷では、迅速検査でその場で診断し、適切な抗菌薬治療をご案内しています。
治療証明書や登園許可証の発行も可能ですので、お困りの際はどうぞご相談ください。
