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風疹(三日はしか)

風疹は、子どもでは比較的軽い症状で済むことが多い感染症ですが、妊婦さんへの感染による先天性風疹症候群のリスクが非常に重要視されています。
晴れ空こどもクリニック保谷では、迅速な診断と必要な対応、ワクチンによる予防接種にも力を入れております。

風疹(三日はしか)とは?

風疹は、風疹ウイルスによって引き起こされるウイルス性の感染症です。
空気感染・飛沫感染・接触感染でうつるため、保育園や学校などで集団発生することがあります。

「三日はしか」と呼ばれるのは、発疹の症状が比較的短期間(3〜5日)で軽快するためです。

ただし、妊娠初期の妊婦が感染すると、胎児に重大な影響を与える可能性があり、非常に注意が必要な疾患でもあります。

主な症状

風疹の症状は比較的軽く、以下のような特徴があります。

  • 微熱または高熱(37〜38℃程度)

  • 発疹(顔から始まり全身に広がる)

  • 耳の後ろ・首・後頭部のリンパ節の腫れ

  • のどの痛みや軽い咳

  • 関節痛(やや年長児〜大人に多い)

発熱や発疹は3日前後で落ち着くことが多く、元気がある子も多いですが、まれに熱が長引くこともあります。

潜伏期間と感染力

風疹の潜伏期間は14〜21日程度と長めです。
感染力は、発疹が出る前の1週間から、発疹が消えてから約1週間程度まで続くとされます。

症状が軽いために気づかないうちに感染が広がってしまうことも多く、特に妊婦さんが周囲にいる場合は注意が必要です。

検査と診断について

風疹は、典型的な症状と経過、流行状況から臨床診断されることが多いですが、必要に応じて以下の検査を行うことがあります。

  • 迅速抗体検査やPCR検査(確定診断が必要な場合)

  • 血液検査(抗体価の確認や他のウイルスとの鑑別)

※当院では、必要に応じて風疹と麻疹の鑑別検査を行い、登園・登校や妊婦との接触についてのアドバイスもいたします。

治療と対応

風疹には特効薬はありません。治療は対症療法となります。

  • 解熱剤(アセトアミノフェンなど)

  • 水分補給、安静

  • 発疹やかゆみが強い場合には必要に応じた対応

合併症はまれですが、血小板減少性紫斑病や脳炎などの報告もあり、症状の変化には注意が必要です。

予防接種(MRワクチン)について

最も効果的な予防はMRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)の2回接種です。

  • 1回目:1歳になったらすぐ

  • 2回目:小学校就学前(年長さんの時期)

風疹の感染を防ぐだけでなく、妊婦さんや胎児を守るためにも重要なワクチンです。

当院では、予防接種専用の時間帯を設けており、安心してワクチン接種いただけます。

登園・登校の目安

風疹は学校保健安全法により、「発疹が消失するまで出席停止」と定められています。
通常は以下の条件を確認して登園・登校が可能となります。

  • 発熱がなく、発疹が治ってきた

  • 元気があり、集団生活が可能な状態

登園・登校許可証の発行は、かかりつけの方には無料で対応しています。

風疹(三日はしか)についてのよくある質問

Q1. 風疹と麻疹の違いは何ですか?

風疹は麻疹に比べて症状が軽く、発疹の期間も短いです。
ただし、妊婦さんに感染すると胎児に重い障害が起こることがあるため注意が必要です。

Q2. 兄弟姉妹にうつりますか?

はい、感染力がある時期に家庭内でうつる可能性はあります。
特に、ワクチン未接種の兄弟姉妹がいる場合は注意が必要です。

Q3. 妊娠中の家族がいるのですが、どうすれば良いですか?

すぐに当院へご相談ください。
妊婦さんは風疹ワクチンを接種できないため、感染を防ぐために隔離や接触制限が必要になる場合があります。

Q4. 大人でもかかりますか?

はい、大人でも風疹にかかることがあります。
特に30〜50代の男性は抗体が不十分な方が多く、自治体での抗体検査・ワクチン補助も実施中です。ご相談ください。

院長より

風疹は、子どもでは軽い症状で終わることも多いですが、家庭内や地域全体への影響が大きい感染症です。
特に、妊婦さんへの感染リスクを最小限に抑えるためにも、早期の受診と確実な予防接種がとても重要です。

晴れ空こどもクリニック保谷では、ご家族全体を守る視点での診療を行っております。
少しでも心配な症状がある場合は、まずはお気軽にご相談ください。

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